我孫子市にある脳神経外科、内科、リハビリテーション科のほしの脳神経クリニック

             

〒270-1166
千葉県我孫子市我孫子4丁目43−17

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検査機器

MRI

MRI(Magnetic Resonance Imaging):
磁気共鳴画像診断装置は、強力な磁石でできた機械の中に入り、磁気の力を利用して身体の断面や血管を撮影する検査です。

A.MRIの特徴

任意の断層面が撮影可能。電離放射線を用いず放射線の影響はありません。
骨による影響(アーチファクト)がないです。
機能診断が行えます。

B.MRIの適応疾患

  • 脳神経疾患:脳梗塞、脳腫瘍、脳動脈瘤を含む血管疾患、認知症
  • 整形外科疾患:ヘルニアなどの脊髄疾患、各関節病変、軟骨疾患
  • 腹部疾患:胆嚢/総胆管/膵管(MRCP)、肝臓病変、腎臓病変
  • 女性疾患:乳房病変、子宮/卵巣の病変
  • 男性疾患:前立腺病変
  • 各種血管疾患:下肢動脈&静脈疾患、心臓病変、頚部狭窄疾患など

C.MRI検査の注意事項

1.次のような方は検査を受けられないことがあります。必ずスタッフに申し出てください。
  • 心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方
  • 人工内耳、人工中耳の方
  • 血管へのステント挿入手術を8週間以内に受けられた方
  • 古い人工心臓弁手術, チタン製以外の脳動脈瘤クリップ手術を受けられている方※1
  • 眼や体に、微細な金属片が入っている(または入っていると疑わしい方)
  • 金属の義眼底の方※1
  • 骨折によりボルト固定がされたままの方※1
  • 躯幹全体に入墨のある方
  • 妊娠3力月以内(または妊娠が疑わしい方)※2
  • インプラント、避妊リングを入れている方※3
  • ※1手術日時が古くカルテも保存されていない場合が多いため、患者様ご自身でも材質がわからないケースが多く見受けられます。手術をされた病院に問い合わせていただき、MRI検査を受けても良いかどうかを確認する必要があります。
  • ※2妊娠3力月以内(または妊娠が疑わしい方)については、MRIの胎児への安全性が確立されていないことから、原則として当院ではMRI検査をお断りしています。
  • ※3検査部位がその製品に近い場合、画像に影響がでることがありますのでご相談ください。

体内に金属がある場合、磁気の影響で金属が熱を帯びやけどをしたり、体内の機械が破損する場合があります。

2.化粧品・カラーコンタクト・金属について
  • 化粧品について
    化粧品には、磁性体が含まれているもの(マスカラ・アイライン・アイブロウ・アイシャドウ 等)があり、検査画像に影響があるだけでなく目の粘膜等を傷つけたりすることがあるので、できれば付けずに来院してください。
    頭部、特に眼の周辺の検査の場合に、お化粧を落としていただくことがあります。
  • カラーコンタクトレンズについて
    瞳の色を変える目的で使用されるカラーコンタクトレンズは、材質に金属が使われている場合がありますので、はずしてご来院いただくか、検査の前にはずしていただきます。
  • 金属について
    金属(磁石に付くもの)を身に着けていると、画像が乱れて検査に支障をきたすだけでなく、MRI装置に金属が磁力で引っ張られて飛んだり、装置に 吸着するので大変危険です。また、ブラジャーやボディースーツなどをはずしていただくこともございます。
3.検査中の注意事項について

検査時間は、頭部・頚椎・腰椎25分~35分、肩・膝・手足・腹部 35~45分、下肢動脈・造影剤使用MRIは 1時間です。
検査中はできるだけ体を動かさないでください。
検査中に異常を感じた場合には、連絡ブザーを握ってください。
また、検査中は検査室スタッフとマイクを通して会話ができます。
検査中は工事現場のような音(ブーブーという音など)がしますが、機械の音ですのでご安心ください。
検査中は耳栓をする事ができます。
閉所恐怖症やその疑いのある方は、事前に安定剤を服用することができますので、スタッフにお問い合わせください。

4.着替えなどについて

造影検査以外は、検査着に着替える必要はありません。
貴重品は、検査技師がお預かりします。

5.以下のものは検査室へ持込厳禁です。ご注意ください。
  • 眼鏡
  • 腕時計
  • 磁気カード(クレジットカードを含む)
  • エレキバン
  • 使い捨てカイロ
  • 入れ歯
  • ピアス・イヤリング
  • ネックレス
  • ヘアピン
  • 医療用はり薬
    (狭心症、認知症、パーキンソン病、過活動膀胱、慢性疼痛治療用など)
  • 携帯電話

入れ歯(義歯)などをお使いの患者様は、検査時に外していただく場合がございますので、ケースをご持参ください。

6.飲食の制限について(MRI検査、CT検査共通)
検査内容 食事 水分
造影 有または一任 4時間前から 制限はございません。
腹部検査(骨盤は含みません。) 4時間前から 水・お茶はかまいません。
カロリーのある飲み物は4時間前からお控えください。
(ジュース・牛乳など)
上記以外の検査
(骨盤を含みます。)
制限はございません。 制限はございません。
  • 鉄サプリメント・鉄剤
    腹部MRI検査、骨盤MRI検査を受診される方は、検査当日、鉄サプリメント及び鉄剤を服用されないようお願い申し上げます。
  • お薬について
    常用薬を飲んでいらっしゃる患者様は、主治医の指示に従ってください。
特徴1.造影剤の使用なしで、頭部潅流画像が可能(5分)=ASL。

65歳男性、右基底核脳梗塞。
脳梗塞になっている部位よりも、広範囲に脳血流低下を示しています。

2.全身の非造影血管撮像、高画質な体幹部/下肢MRA

A:腎動脈
B:下肢動脈
C:門脈

レントゲン

一般X線撮影FPD装置 

新しい一般撮影デジタルシステム。

富士フイルムの技術「ISS方式」により、シャープな高画質画像を提供します。
線量を抑えた撮影でも、より高画質でシャープな画像が得られます。(従来比50%の放射線量低減)
モニター診断に画像処理技術Dynamic Visualizationを搭載します。
EDR(自動濃度調整機能)処理の濃度安定性を活かしつつ、さらなる多くの診断情報を提供します。
撮影後すぐに画像が確認でき、患者様の待ち時間を減少します。

Conventional image
Dynamic Visualization

CT

使用機器:Multislice CT、 ECLOS (日立メディコ)

マルチスライスとは?

CT装置が1回転するごとに、複数の断層画像撮影が可能となります。当院では16スライス型です。
再撮影することなくスライス厚を厚くしたり、高精細な3次元画像や任意断面を作成することができます。

ふたつの撮影処理方法

1).ハイピッチ撮影で短時間に高画質な画像が得られます。
2).サブミリ撮影:0.625mの薄いスライス厚での高分解能撮影により、肺野や耳小骨などを明瞭に描出可能です。

放射線量低減
断面方向の放射線量低減

【断面方向の被曝低減】
人間の体の断面は、楕円形に近い形をしています。そのため、左右方向に比べて上下方向ではX線を弱くしても、画質には影響を与えません。
CT検査中に被検者の体型をリアルタイムに確認することで、放射線量を抑えます。

体軸方向の放射線量低減

【体軸方向の放射線量低減】
人間の体は体軸方向にもさまざまな臓器があり、また被検者によって体格の大きさも異なります。CT検査時の位置決め像から、被検者の体格を事前に予測して、決められた画質となるように自動的にX線量を計算できます。また、撮影前に検査の放射線量の確認もできます。

医用画像情報システム SYNAPSE Mini-X

フィルムに比較して、ダイナミックレンジの少ないモニタでも、フィルムと同等の高画質を提供します。
デジタル画像処理により、各種の診断目的に適した画像を提供します。
CT/MRI/XP/ECHO各検査機器の画像を一元管理、必要な画像情報に素早くアクセスし、軽快な画像表示ができます。
安定稼働と、各種データの保全性を追求するという設計コンセプトのもと、信頼性の高いシステムを提供しています。
年間52回におよぶリモート監視と、年間2回のオンサイト点検により、障害発生の70%は事前に兆候を察知し未然に防止します。
システムを良好な状態に保ちます。

胸部経時差分処理

現在と過去の画像の差分を表示することで、病変などの変化がより見つけやすくなります。

生理検査

脳波検査

脳波検査

脳波とは、脳が活動するときに発する微弱な電波を読み取り、脳の活動に何か異常がないかを調べるための検査です。主にてんかんの有無を見ます。
頭皮に電極を取り付けて、約1時間の検査を行います。

エコー検査

エコー検査

エコー検査とは、超音波を用いて体内の血管や臓器などを診る検査です。
痛みや放射線量の心配なく受けていただける検査です。

  1. 頸動脈エコー
    頸動脈とは首にある動脈です。頸動脈エコーではこの頸動脈をエコー検査で診ることにより動脈硬化の程度を見ることができます。また、脳の血管疾患の評価にも用いることができます。当院では、同時に甲状腺の状態も調べております。
  2. 心エコー
    エコー検査を用いて,心臓の機能の測定を行う検査です。心臓の弁が正しく動いているか、心臓全体の動きにおかしいところはないか,などを診ます。
  3. 腹部エコー
    名の通り腹部を検査するものです。対象となる臓器は多岐にわたり、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓、前立腺、膀胱などが上げられます。
  4. 下肢静脈エコー
    下肢静脈エコーは下肢の静脈の太さや形、血栓の有無などを診る検査です。当院では下肢の静脈血栓症の診断に使用しています。
心電図

心電図

心臓の微弱な電流を波形として記し、その乱れから病気の兆候を読み取ります。不整脈、心臓肥大、ブロックなどを診断します。

ホルダー心電図

ホルダー心電図

小型軽量の装置を身に着け、日常生活中の長時間(24時間)の心電図を記録・解析するための検査です。
日常生活で、不整脈や心筋虚血が起きているかどうかが分かることで、その後の診断や治療に役立ちます。

24時間血圧検査

24時間血圧検査

小型軽量の装置を左上腕に装着し、日常生活中の長時間(24時間)の血圧を、30-60分間隔で記録・解析するための検査です。
日常生活で、本当に血圧が高いかどうか、またいつ高くなっているか、などがよくわかります。この結果により、降圧剤を服用する時間を調整しております。
(使用機器:Kenz)

血管進展性検査

血管進展性検査

末梢動脈の動脈硬化を調べるための検査です。
両手首と両足首の、4カ所の血圧を同時に測定することで、いわゆる血管年齢(動脈の柔軟性)と動脈の詰まり具合が分かります。
検査はベッドに寝て血圧を測るだけで、10分程度で終わります。

骨密度

骨密度

骨密度とは骨の硬さ(強さ)を表す尺度の一つで、単位体積あたりの骨量のことです。
骨密度検査は、骨粗しょう症の目安のひとつになります。
当院では、踵骨(しょうこつ)の骨内伝播速度を測定する、超音波骨密度測定器を使用しています。

骨粗しょう症とは、骨に含まれるカルシウムなどが減ることで、骨がスカスカになり折れやすくなる病気です。
変わらないように思えますが、骨は毎日新陳代謝しています。古い骨は削られ(骨吸収)新しい骨が作られます(骨形成)。こうして骨折しにくい弾力のある強さが保たれてます。
この新陳代謝のバランスが崩れ、骨を作る量(骨形成)よりも、削られる量(骨吸収)が増えると、骨量が減少し骨がもろくなり、骨粗しょう症になってしまいます。
ひどくなると、咳やくしゃみなどのわずかな衝撃でも骨折することがあります。

保険外血液検査

免疫力テスト

採血をして検体を大学に送ります。大学で白血球の特殊処理を行い、リンパ球のさまざまな働きを見ることにより、その人の免疫力を測ります。
結果は2週間ほどで郵送されます。
免疫とは、本来備わっている生体防御機能のことです(自分で自分を守る機能)。免疫力が低下すると、感染症やさまざまな病気にかかりやすくなり、病気やケガが長引いたりします。
(東京医科歯科大学・免疫学教室への外部依頼検査)

  1. チェックコース9,000円(税込)
    T細胞の亜集団の解析を行い、免疫力を総合的に判断します。
  2. 安心コース32,000円 (税込)
    チェックコースにB細胞とNK細胞を加え、培養によるT細胞の増殖能力を測定し、免疫力の包括評価を行います。また、T細胞増殖能による免疫力年齢を判定します。

<内容>採血した血液をもとに検査をします。検査結果が出るまで2週間程度かかります。
<リスクや副作用>特にございませんが、採血後に刺入部の発赤が稀に起こる可能性があります。

重心動揺検査

めまい・フラフラを感じたら検査を受けましょう。

めまい・平衡傷害の奥には次のような病気がひそんでいる可能性があります。

  • メニエール病・めまいを伴う突発性難聴・前庭神経炎・良性発作性頭位性めまいなどの耳疾患
  • 脳梗塞・脳出血・慢性脳循環不全症などの脳血管障害
  • 高血圧・低血圧・起立性低血圧などの血圧異常
  • 頸性めまい・心因性めまい・自律神経失調症によるめまいなど
重心動揺計 グラビコーダ
重心動揺計 グラビコーダ

めまい・平衡傷害の自覚のある方は、
重心動揺検査で原因を調べましょう。
是非、検査をお勧めします。
重心動揺検査では、立っている時のフラツキを検査します。
負担はありません。